放課後等デイサービスの物件選び①
放課後等デイサービスを開設すると決断されたら、
様々な決定が必要となります。
人の決定(児童発達支援管理責任者)
サービス内容の決定(預かり型?療育型?)
物件の決定(地域・建物)
等開設に向けて必要な決定していくことになりますが、
最初に取り掛かるのは、物件の選定になることが多いと思います。
そこで、物件選びの基本的なポイントをお伝えしたいと思います。
物件の選定は以下の2つの切り口から物件を絞っていくことになります。
1.【エリアマーケティングで地域を絞る】
2.【*指定基準省令等の様々な法令に適合した建物を選ぶ】
*正確には児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準です
それでは
1.【エリアマーケティングで地域を絞る】から説明してきますが、
エリアマーケティングについては、専門ではないので、最低限抑えておきたい
一般的なポイントをお伝えします。
①対象となる児童が多い地域を選ぶ
(子供が多い地域は、対象となる児童が多いと考えられる)
(長期的にみれば、現在の子供の人口に加えて、子供の人口が
増加傾向にある地域も良いと思います)
②同業他社との競合を確認する
(近隣に他の事業所が開設していても、サービス内容で差別化できていれば
同じ地域で開設しても利用者が被らない可能性があります)
③事業所までの利便性を確認する
(送迎を行わない事業所については、最寄りの駅やバス停までの
距離が短い方が望ましいです)
繰り返しですが、上記の3点は、最低限のポイントです。
立地は重要ですので、
詳しくは、マーケティングの本などで勉強されても良いかと思います。
エリアマーケティングで地域を特定した後は、
2.【指定基準省令等の様々な法令に適合した建物を選ぶ】
の段階に入ります。
放課後等デイサービスの物件は、事業所側が何の制約もなく自由に物件を
選ぶことはできません。
指定権者(役所)から開設の許可を取得するために定められた設備要件を
満たす物件でなくてはなりません。
設備要件については、次回のブログお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。